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 米マイクロソフトは米国時間の1月4日,同社の次期インスタント・メッセンジャー「Windows Live Messenger」と連携するIP電話機の開発に向けた電機メーカーとの提携を発表した。提携したのは,オランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス,ユニデンの米国法人である米ユニデン・アメリカの2社。2006年春をめどに,パソコンとUSBと接続可能な家庭向けコードレス電話機を発売する。Windows Live Messengerのアドレス帳を電話機側で閲覧・発信できる連携機能を売りに,同様の機能を備えるSkype対応電話機に対抗する。

 これまでパソコンとの接続性をうたう電話機は,マイクとスピーカを内蔵する単なるヘッドセットとしての機能しか持たないものが多かった。しかしSkypeの普及を背景に,Skypeのアドレス帳を電話機側で利用できる固定電話機が欧米の一部で登場。この点でマイクロソフトは後れをとっていた。Windows Live Messenger対応の電話機は,内蔵の液晶ディスプレイでアドレス帳の閲覧や在籍確認といったパソコンのIMの機能をユーザーの手元で利用できる。

 連携相手となるWindows Live Messengerは現在ベータ版を提供中。2006年春にも製品版の公開が始まる見込みだ。

 なお米国内では,Windows Live Messenger間のIP電話による通話だけでなく,通信大手の米MCIとの提携により米国内での固定・携帯電話への有料発信が可能な「Windows Live Call」を提供済み。ただし国内での同サービス提供は未定である。