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 サン・マイクロシステムズ日本法人は1月6日、EAI(企業間アプリケーション統合)ソフト・ベンダーのシービヨンド・テクノロジー日本法人から営業権を譲り受けたと発表した。今後、シービヨンドの日本法人の社員は、サンでシービヨンド製品の販売や保守に当たる。住商情報システムや富士通など既存のシービヨンドのパートナは、引き続き製品を販売する。加えて、「1年以内にサンのパートナ経由でも販売していく」(サン日本法人)。

 米サンは2005年6月30日(米国時間)に米シービヨンドの買収を発表。同8月25日に買収を完了した。サンは買収の狙いを、「SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくシステムの実現に必要なミドルウエアを強化するため」と説明している。米国では、シービヨンドの技術を利用したミドルウエア「Sun Java Integration Suite」を2005年8月に出荷。同11月には、同ミドルウエアをオープンソース・ソフトとして公開することを発表した。

 サンとシービヨンドの米国法人はすでに統合済み。日本をはじめとする各国の支社の統合が遅れたのは、「税金や法律の問題があるので、各国の事情に合わせたペースで統合準備を進めていた」(サン日本法人)ことによる。なお、シービヨンド日本法人の社長を務めていた田上一巳氏は、すでに同社を退社した。