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 グロービア インターナショナル(グロービア)は1月10日、中小企業向けERPパッケージ(統合業務パッケージ)「glovia.com easio」を発表した。同社の中堅企業向けERPパッケージ「glovia.com ver.7.3」の機能を絞ると同時に、ユーザー数を10人までに限定した。「通常、生産管理で提供すると数億円かかる」(グロービアのマーケティング担当者)ところを、ライセンス・構築費用を合わせて「3500万~5000万円と抑えた」(同)ことが特徴だ。

 glovia.com easioは、企業の生産業務を実現するために必要な(1)「製品管理」、(2)「製造」、(3)「顧客管理」、(4)「サプライヤー管理」の四つの機能を備える。具体的には、(1)は原価管理とBOM(部品表)管理、(2)はMRP(資材所要量計画)や在庫管理など、(3)は販売見積りや注文状況の管理、(4)は購買見積りや購買状況の管理、などの処理を指す。このほかに、glovia.com以外のシステムと接続するためのデータ・マッピング・ツールやアダプタが付属する。

 グロービアは、「中堅中小企業だけでなく、生産管理にERPパッケージを適用しようと考えている企業が、一部の業務について試験的に導入することも狙っている」という。オプションでリアルタイムで工場の生産計画を立案する「ファクトリープランニング」機能も利用できる。価格は、「glovia.com ver.7.3でファクトリープランニングを利用した場合の約半額」(グロービア)の490万円だ。

 glovia.com easioのライセンス価格は、1ユーザー当たり29万8000円。グロービアは、SAPジャパンの中小企業向けERPパッケージ「SAP Business One(B-One)」を「競合製品の一つと考えて価格体系などを考えた」と説明する。SAP B-Oneの参考価格は、10ユーザーで280万円だ。ただしglovia.com easioは、ユーザー数が10人以上になった場合、glovia.com ver7.3の価格を適用する。glovia.com ver7.3は、5ユーザー198万円から。グロービアは、「glovia.com easioは、Ver7.3の機能を絞っただけなので、機能やユーザー数を増やしたい場合は、データベースの再構築などをせずに機能を追加できることを売りにしていきたい」と話す。glovia.com easioの出荷は1月16日から。2006年中に20社への販売を目指す。