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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月11日,インプレスホールディングスが使用する広域イーサネット回線による社内ネットワークの2重化に際して,同社製ルーターが採用されたことを発表した。インプレスホールディングスは,仮想広域イーサネット構築機能を備えるIIJ製のルーター「SEIL/Turbo」を3拠点で2005年10月からレンタル。1台当たり月額2万円,計月額6万円の費用で回線を2重化した。単純に広域イーサネット回線を2重化するのに比べて,費用を「10分の1以下」(IIJ)に抑えられたという。

 SEIL/Turboは,同社製ルーターの最上位機種。イーサネット・フレームを透過的に転送できるトンネリング・プロトコルL2TPv3(layer 2 tunneling protocol version 3)とイーサネットの経路制御プロトコルSTP(スパニング・ツリー・プロトコル)などを備える。インプレスホールディングスは両者の機能を組み合わせて,既存のアクセス回線上に仮想広域イーサネット網を構築した。

 また広域イーサネットの2重化と同時に,支店や関連会社間を結ぶ仮想閉域網(VPN)を刷新。6拠点でVPN機能を備える中位機「SEIL/Plus」を導入。IIJがSEILシリーズを集中管理する「IIJ SMFサービス」を採用することで,VPNの運用負担を軽減した。SEIL/Plusのレンタル料金は月額6000円。SMFサービスは月額3000円から。

(高橋 秀和=日経コミュニケーション