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 情報処理技術者試験対策などの教育サービスを手掛けるアイテックは3月から、新しいタイプの企業向けIT研修サービスを提供開始する。特徴は、個々人のスキルを事前に把握し、個人のレベルにあった研修を効率的に提供すること。スキルの把握には、米テックチェックのITスキル評価分析ツール「TeckChek」を使う。

 TeckChekは、大きく三つの特徴を持つ。一つめの特徴は、評価対象者の解答内容によって、次に出題する問題の難易度を変える「Adaptive Testing」というテスト方式を使っていること。正解すればより難しい問題を、不正解の場合は難易度を下げた問題を出していくことで、少ない質問で適切なレベルを判断できるという。

 二つめの特徴は、細かい技術分野ごとにレベルを評価できること。例えば「データベース」の分野では、「Oracle Databaseのパフォーマンス・チューニング」といった細かさで評価対象を分類している。その種類は、現在約250種類そろえている。最後の特徴は、勘で解答できないようにしていること。テストは5択問題だが、正解数は一つとは限らない。最大三つまでが正解であるため、解答は全部で25通りになる。こうすることで、解答者が勘で選んだのかどうかの区別を付けやすい。

 米テックチェックで同ツールを開発したマリーポール・デンシモニCEO(最高経営責任者、写真)は、「IT研修を効果的に実施できるかどうかは、スキルを的確に把握できるかどうかにかかっている。その意味でTeckChekは貢献できるはず」と自信を見せる。

 アイテックが提供する研修サービスの価格は未定。また、同ツールそのものの販売は今のところ予定していないという。