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 社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は1月11日、プリンタやスキャナなど、オフィス機器の利便性を向上させることを目的としたプロジェクト「BMLinkS(Business Machine Linkage Service)」の進捗状況と今後の計画を発表した。

 一般にプリンタなどのオフィス機器をパソコンから利用する場合、ユーザーはそれぞれの機器の専用ドライバをパソコンにインストールしなければならない。メーカーが異なれば違うドライバを使う必要があるし、同じメーカーでも、機種が異なればドライバも別だ。BMLinkSの狙いは、メーカーや機種が違っても利用できる汎用のドライバを作成し、そのドライバがインストールしてあれば、どのメーカー/機種の機器でも使えるようにすることにある。

 もちろん、汎用ドライバを使って実現できる機能は限られる。しかし、公衆の無線LANスポットなど、ユーザーにわざわざOA機器のドライバをインストールさせることが難しく、かつ、特別な機能を使う必然性が低いような場所では、汎用ドライバが有効だとの考えだ。

 現在、汎用のドライバを提供しているのは、プリンタ用の「統合プリンタドライバ」のみ。すでにキヤノン、シャープ、富士ゼロックス、リコーの4社が、「統合プリンタドライバ」対応のプリンタ/複合機を計149機種販売している。ユーザーは、JBMIAやメーカーのWebページなどから統合プリンタドライバを無償でダウンロードできる。ただし、これまでのダウンロード数は3500にとどまっている。統合プリンタドライバではなく、個々の機種の専用ドライバを利用しているユーザーが圧倒的に多いのが実情だ。

 JBMIAは、スキャナ向けや複合機のストレージ機能向けのBMLinkS仕様を策定し終えており、5月にはそれらの統合ドライバを提供する計画である。統合ドライバと同時に、対応機種も発表する予定だという。