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Optical Multiservice Edge 6500
Optical Multiservice Edge 6500
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ノーテルネットワークス キャリアパケットネットワークス プロダクトマーケティング シニアエンジニアの雨宮健治氏
ノーテルネットワークス キャリアパケットネットワークス プロダクトマーケティング シニアエンジニアの雨宮健治氏
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 通信機器ベンダー大手のノーテルネットワークスは2006年1月,広域イーサネット・サービスなどを提供する通信事業者に向け,国内の通信網に適合するよう機能を拡張した光伝送装置の新版「Optical Multiservice Edge 6500」(OME 6500)の出荷を開始した。価格は最小構成で1200万円から。開発会社は加Nortel Networks。

 OME 6500は最大で12枚のインタフェース・カードを収容可能な光伝送装置である。同一のきょう体に,光同期ディジタル・ネットワークであるSONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy)と,光の波長を分割多重して数百キロ・メートルを超えるような長距離の都市間を接続するDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)機能,イーサネット・フレームをレイヤー2スイッチングする機能などを収容する。

 今回,新たに,国内で光伝送網を構築する通信事業者のニーズに合わせた機能拡張を施した。例えば,SONET/SDHの網同期クロックとして,64kHz+8kHzの信号を扱えるようにしたほか,回線を冗長構成で利用するための1+1 APS(Automatic Protection Switching)機能を,国内向けのAnnex B仕様で使えるようにした。操作・確認用のアクセス・パネルも国内向けに作り直した。

 DWDM向けの機能では,Next Generation Modemと呼ぶ独自機能を用いることで,光伝送路内で光波長の分散を補償して波長幅を元に戻すDCF(Dispersion Compensation Fiber)を省略可能になる。2500キロ・メートル以上の距離を光信号を中継することなく通信可能という。互いに通信し合うOME 6500同士が事前にネゴシエーションすることで,経路途中にある光ファイバの波長分散特性と距離を考慮した光信号を送出する仕組み。同機能によって,通信サービスを利用する企業ユーザーは「サービスの利用開始までのリード・タイム短縮を見込める」(ノーテルネットワークス キャリアパケットネットワークス プロダクトマーケティング シニアエンジニアの雨宮健治氏)。