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 KDDIは1月16日,ブロードバンド回線と閉域IP網を組み合わせて低料金で提供するエントリーVPN(仮想閉域網)サービス「KDDI IP-VPNブロードバンドValueパック」のオプションを拡充。障害発生時のアクセス回線の切り替えと切り戻しを自動化する機能を追加した。

 追加したのは,(1)「LAN側動的ルーティングプロトコル(OSPF,RIPv2等)」と(2)「LAN側GW冗長(VRRP)」。(1)は,LAN内の通信経路をルーティング・プロトコルを使って動的に切り替える機能。(2)は,複数のWANルーターを連動させ,現用のルーターに障害が発生すると予備のルーターが自動的に通信を代行するもの。ともに,広域イーサネットなどの主力回線のバックアップとしてブロードバンドValueパックを利用する際に役立つとしている。

 両機能は,KDDIがレンタルで提供する高機能型のルーター「バリュールータ」で利用できる。初期費用は(1),(2)ともに1万8375円から。月額料金は通常のレンタル料金に含まれるため必要ない。

 このほか,ブロードバンドValueパックを主回線として利用する際に,au携帯電話などのモバイル端末やISDNをバックアップに利用できるオプションもKDDIは追加した。これらの機能は初期費用,月額料金とも標準料金に含まれる。

(島津 忠承=日経コミュニケーション