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エクストリーム ネットワークスの井戸直樹社長
エクストリーム ネットワークスの井戸直樹社長
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 エクストリーム ネットワークスの井戸直樹社長は1月17日,説明会を開催して2006年の経営戦略を発表した。井戸社長は,「昨年までは守りの姿勢だったが,景気が回復基調にある今年は,一転して攻めの姿勢で市場開拓に臨む」と意気込みを表明(写真)。併せて,セキュリティやIP電話など,アプリケーション用の機器と連携するスイッチ製品の販売を強化する方針を示した。

 井戸社長は説明会で,“プログラミング型ネットワーク”というコンセプトを掲げた。これは,コンピュータがプログラムの要求に応じてさまざまな動作をするように,「アプリケーションの要求に応じて,接続するすべての機器に優先制御などの機能を自動で割り当てるネットワーク」(井戸社長)を意味する。機器間の連携には,同社のスイッチ用OSである「ExtremeXOS」とXML(extensible markup language)を利用する。

 現状のIPネットワークは,データ,IP電話,映像など性質が異なるトラフィックを同一のネットワーク機器で制御するようになっている。それぞれを安定して動かすには,トラフィックの特性に応じて機器側の振る舞いを動的に変える必要があるというわけだ。

 プログラミング型ネットワークのコンセプトに基づいた製品のうち,エクストリームが日本市場で特に力を入れるのはセキュリティ関連分野という。例えば第2四半期には,ウイルスを検知するとネットワーク全体を制御し,数秒で危険なトラフィックを遮断するスイッチを発売する計画だ。

(島津 忠承=日経コミュニケーション