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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月24日、ILM(情報ライフサイクル管理)を実現するストレージ管理ソフト2製品を2月下旬に出荷する発表した。ILMとは、データの重要度や利用頻度に応じて保存ストレージを自動的に変え、コストを抑えると同時に必要なデータを素早く取り出せるようにするストレージ管理の概念だ。

 新製品は、データベースのデータを長期保存するための「HP StorageWorks Reference Information Manager for Databases(RIM for DB)」と、ファイルサーバーのデータを長期保持する「HP StorageWorks File Migration Agent(FMA)」。コンプライアンス(法令順守)対策で、財務データやドキュメント、システムログなどのデータを長期にわたって保存するといった用途に活用できる。

 ストレージ各社は、いわゆる日本版SOX法への対応でコンプライアンス意識が高まっている現在をビジネスチャンスととらえ、新製品、新施策を相次いで投入している。日本ネットワーク・アプライアンスと日本オラクルも1月19日に、日本版SOX法をキーワードにして提携を発表したばかりだ。

 RIM for DBは、長期にわたって更新されていないデータなどを、ユーザーのポリシーに応じて長期保存用の安価なストレージへ自動的に移動する。ストレージの機器費用や運用コストを削減することが可能だ。データべースのデータが複数のストレージにまたがることになるが、アプリケーションには論理的な一つのデータベースとして見せる。また、ポリシーはデータベースのテーブルごとに設定を変えられる。FMAもほぼ同じ機能を備えており、WindowsOSで構築したファイルサーバー向けの製品である。

 価格はRIM for DBが1785万円から、FMAが80万6400円から。対象となるデータベースは、Oracle 8.1.7/9i、Sybase ASE。SQL ServerやOracle Database 10gについては4月以降に出荷する次バージョンで対応する。当初1年間の販売目標を10億円と掲げる。

 同社は、メインターゲットにオラクルデータベースを採用している企業が挙げ、なかでも「コンプライアンス意識とともに、コスト意識が高い製造業に対して重点的に提案していく」(エンタープライズストレージ・サーバ統括本部ストレージ・ワークス製品本部プロダクトマーケティング部の平田伸一氏)という。

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