PR

 ネットワーク機器ベンダーの日本アルカテル(東京都港区、西山直人社長)は1月25日、高性能ネットワークスイッチ「OmniSwitch 9700」の販売を開始した。また、ポート数が9700の2倍となる「同9800」を10月にも出荷する。9000シリーズの特徴は、次世代のIPプロトコル「IPv6」の通信データや、動画配信などに使うマルチキャスト通信の処理を高速化したことだ。

 特にIPv6機能の強化は、「日本法人がずっと要望してきた」(平井賢吾エンタープライズ・ソリューション事業部事業部長)もので、9000シリーズは日本市場の開拓を見据えて開発された。また、「大学などで動画を使った授業などが増え、マルチキャスト通信への要望が大きくなっている」(平井事業部長)という。

 9700は高さ11U(1Uは約44.5mm)のきょう体に、10ギガビット/秒(bps)のイーサネットインタフェースを最大16ポート、もしくは10/100/1000メガbpsのイーサネットインタフェースを最大192ポート搭載できる。今年春には、10ギガbpsのイーサネットインタフェースを最大48ポートに拡張できるボードを出荷する。

 9000シリーズは、ネットマークスやアイティフォーなど8社の販売パートナーを通して提供され、価格は9700が500万円から。9800が800万円からとなっている。重点ターゲットは「学校や病院、IPv6に先行的に取り組んでいる官公庁」(平井事業部長)で、初年度の販売目標は2機種で10億円、約100台である。