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4月1日付で大証の執行役員に就任する有富和利氏(現NTTデータ中国社長)
4月1日付で大証の執行役員に就任する有富和利氏(現NTTデータ中国社長)
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 大阪証券取引所(大証)は1月26日、NTTデータ中国社長の有富和利(ありとみ・かずとし)氏(58歳)を執行役員として迎える人事を発表した。4月1日付けで就任する。CIO(最高情報責任者)の役職は設けないものの、事実上のCIOとして開発から保守、運用、障害対策までのシステム全体を統括する。

 大証の米田道生社長は1月24日の記者会見で、4月をメドにNTTデータから情報統括責任者を招く予定があると話していた。今回の人選について大証は、「NTTグループに限らず、広くシステムの専門家を探してきた。有富氏は金融システムに長年携わってきた豊富な実績があり、証券取引所のシステムを統括していただくのにふさわしい」(広報)としている。

 有富氏は1974年に日本電信電話公社(現NTT)に入社。91年4月にNTTデータ通信(現NTTデータ)に移り、金融ネットワーク統括部長に就任。第一金融システム事業部副事業部長、中国支社長、カードビジネス事業部長などを経て、2003年5月からNTTデータ中国テクシス(現NTTデータ中国)の社長を務めてきた。出身は山口県。

 2月1日付で東京証券取引所(東証)のCIOに就任するNTTデータフォース社長の鈴木義伯(すずき・よしのり)氏と並び、東西の取引所のCIOはいずれもNTTデータが押さえたことになる。

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