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 インプルーブテクノロジーズは2006年2月1日,東京ビッグサイトで開催中のネットワーク総合展「NET&COM」で,メール・アドレス隠蔽ソフト「PMX(Privacy Mail Exchange)」の無償お試しキャンペーンを実施することを明らかにした。希望するユーザーに同ソフトを3月31日まで無償で提供する。

 PMXは,受信したメールのアドレスを変換して,元のアドレスが分からないようにするソフト。メール・サーバーと併用することで,社外から送られてきたメールのアドレスを,社内でしか通用しないメール・アドレスに自動変換できる。「コールセンターのオペレータに顧客の生のメール・アドレスを見せたくない」といった用途に適する。送信メールについてもアドレスを自動変換するので,本当のメール・アドレスがわからなくても,顧客にメールを返信できる。

 例えば,顧客のメール・アドレスが「ueno@improove.jp」といったものだったとすると,オペレータが受け取るメールの送信者の欄は「bfecd8611ecf1db3f690673531448f72@pmx.mtap.jp」といった変換されたメール・アドレスになる。メールの本文に顧客のメール・アドレスが含まれていた場合,その部分も同様に変換する。オペレータがこのメールに返信すると,PMXが自動的に元のアドレスに変換し,顧客に送信する。

 こうした仕組みを採用することで,顧客のメールが流出した後にアドレスを無効化することも可能になった。オペレータなどから顧客のメールが流出した場合,PMXの内部に保存されている生のメール・アドレスを消去し,変換後のメール・アドレスとの関連を断ち切ることで,流出したメール・アドレスを意味のないものにできる。

 キャンペーンでは,PMXのソフトを3月31日まで無料で利用できる。条件は,PMXの導入事例として実名を公表できることとレポートを提出すること。PMXの稼働環境であるRed Hat Enterprise Linux 4 ESおよびサーバー・ハードはユーザー側が用意する必要がある。3月31日以降も続けて使いたい場合には,年間50万円の保守・サポート料を支払う。

 なお,PMXのソフト単体では現在のところ販売していない。製品としては,1Uラックマウント型サーバーとソフトウエアをセットにしたアプライアンス「PMX Standard Edition」を2005年秋から販売している。同製品の価格はオープン。実売価格は約250万円。

■修正履歴
展示会場では3カ月間無料で利用できると説明されたため,当初の記事では無料利用期間を3カ月と書いていましたが,正しくは2006年3月31日までの期間限定だったため,修正しました。