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 昨年12月に発生したみずほ証券によるジェイコム株の誤発注による400億円の損失負担を巡る議論が進展していない。東京証券取引所の西室泰三社長兼会長は、1月31日の記者会見で、損失の負担について「今のところはまったく分からない。まだみずほ証券からも何も言ってきていない」とコメント、いまだ両社が話し合いのテーブルに付いていないことが明らかになった。

 会見で西室社長兼会長は、「富士通との間で『どの程度の負担をお願いするか』を相談せざるを得ない」と、富士通にも負担を求める考えを示したが、富士通との話し合いについては「まだ始めていない。今はシステムの能力増強に専念しているところだ」とする。

 なお、みずほ証券は1月30日に発表した2006年3月期の第3四半期(10月~12月)の決算で、誤発注による407億3900万円の損失を、特別損失として計上している。

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