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 無線センサーネットワーク機器を開発するクロスボーは,2月1日から開催中の「NET&COM2006」で,小型センサー機器を使った無線メッシュネットワークのデモンストレーションを展示している。

 デモの内容は,乾電池2本分の大きさの小型センサーに,無線通信機能を組み込み,自動的にメッシュネットワークを構築して,様々な情報を収集するというもの。個々のセンサーは,明るさ,温度,騒音レベル,加速度,電池の電圧などを数秒おきに測定する。さらに,近接するセンサー同士で協調して無線ネットワークを構築する機能があり,センサーで収集した情報は,この無線ネットワークを介してパソコンに送信できる。この無線センサーネットワークは,農場や工場など広い区域で,温度の変化や位置の変化といった環境情報を察知するのに役立つという。

 無線通信には,X-MESHと呼ぶ独自のプロトコルを使う。2.4GHz,または315MHzの周波数を使って,最大256kbpsの伝送速度でデータの送受信が可能。今後は,小型のデジタルカメラなどを搭載し,画像の送受信もできるようにすることなどを検討しているという。

 さらに,省電力無線通信技術として標準化が進められている「Zigbee」との相互通信機能を開発し,家庭向けの証明管理やセキュリティ管理といった用途にも使えるようにする計画だとしている。