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 「ファイル・サーバーやCD-ROMを使った従来のバックアップには不十分な点が多い」。オムロンソフトウェアデータサービス事業部の堀井桂主幹は2月2日,NET&COM2006の情報システムシアターで実施された講演で,このように語った。

 従来のバックアップには,(1)バックアップが手動のため忘れることがあり,最新のデータが保存できない,(2)書き込んだディスクやCD-ROMが壊れて復元できないことがある,(3)CD-ROMなどが大量になり,どこにデータがあるのかわからない,(4)情報漏えいの心配がある,といった問題点を指摘した。

 こうした問題を解決する方法として,「外部のデータセンターを利用したオンライン・バックアップが効果的だ」(堀井氏)と語る。例えば同社のオンライン・バックアップ・サービス「MDSAFE Data Backup」を使えば,(1)に対してはバックアップ対象となるクライアントPC内のフォルダを自動でデータセンターへ送信する,(2)に対しては3つのデータセンターで保管するとともに,各データセンター内で2重化する,(3)にはデータセンターを使うために物理的なメディアを管理する必要がない,(4)には外部からの侵入を防ぐ仕組みを整えたデータセンターを利用する,といった解決策を提示できるという。

 MDSAFE Data Backupは,クライアントPCとデータセンター間のデータ受け渡しを中継するサーバーを設置して運用する。サーバーは,各クライアントPCの指定したフォルダに差分がないかを定期的にチェックし,差分があればそのデータを圧縮して,データセンターに送信する。クライアントPCに特別なソフトをインストールする必要はない。