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金属の影響を受けにくいICタグ
金属の影響を受けにくいICタグ
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 三菱電機は2006年夏,UHF帯の電波を使う無線ICタグの関連製品を出荷する。金属の影響を受けにくいICタグもラインアップする。NET&COM 2006の展示ブースでは,金属面に貼ったICタグの情報を読み取るデモンストレーションを展示した。ICタグ,リーダー/ライター,送受信アンテナを設置し,読み取れたかどうかをPC上のアプリケーションで表示した。

 UHF帯の電波を用いる無線ICタグは,主に物流分野での利用が期待されている新しいICタグ仕様である。ICタグとアンテナとの距離を1~5メートル程度と長く確保できるのが特徴で,ベルト・コンベアで商品を流すといった用途に適している。現在,ユーザー企業各社で効果を検証する実証実験が実施されている状況だ。三菱電機もユーザー名は公表しないものの,実証実験を繰り返しているという。

 無線ICタグは一般に,通信が水分や金属の影響を受けやすい。こうした状況を受け,金属面に貼り付けても利用できるよう素材などに工夫を凝らした金属用のICタグが開発されている。三菱電機も開発中の金属用ICタグを展示し,実際に金属面に貼ってあっても読み取りが可能である点をデモンストレーションして見せた。