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 大型の液晶/プラズマテレビが普及する中,テレビ会議システムにもHD(ハイ・ディフィニション)化の波が押し寄せている。東京ビッグサイトで開催中の「NET&COM 2006」会場では,プリンストンテクノロジーと日立ハイテクノロジーズが,米LifeSize CommunicationsのHDテレビ会議システム「LifeSize Room」をデモ。既存のテレビ会議システムの10倍以上と言われる品質/情報量を確認できる。

 同システムは,(1)リモートからパン・チルト・ズームが可能なHDTV対応カメラ,(2)撮影した映像/音声の圧縮/展開やLAN/インターネット経由での送受信を行う本体,(3)マイク,(4)リモコン---で構成される。ディスプレイは市販の液晶/プラズマディスプレイなどを使用するが,VGAやコンポーネントなど各種ビデオ入出力端子を備えており,リアプロジェクション型なども含めたほとんどのディスプレイが利用できるという。ただし,HDMI端子などによるデジタル入出力機能は備えていない。画面解像度は使用する帯域に依存し,128kビット/秒で480×272ピクセル,1Mビット/秒で1280×720ピクセルになる。

 このほか,LAN/インターネット回線の代わりにISDN回線を利用できるゲートウエイ「LifeSize Networker」や,会議スケジュールの登録などができる管理用ソフトウエア「LifeSize Contorol」も用意する。LifeSize Networkerは,ISDN64のほかISDN1500にも対応しており,回線速度が確保できるならISDNでもHD品質になる。出荷は2006年夏ごろの予定。

 LifeSize Contorolは,Webブラウザ上で会議スケジュールの登録などができるほか,デバイスの状態を監視して異常発生時に管理者の携帯電話に通知したり,Excel,PDF形式で各種レポートを出力したりする機能を備える。サーバー・プログラムは.NET Framework上で動作し,Exchange ServerやOutlookと連携してスケジュールを登録することも可能。現在出荷しているのは英語版だが,今後日本語版も提供する予定(時期などは未定)という。

 同システムの国内販売代理店は,プリンストンテクノロジー,日立ハイテクノロジーズ,東和エンジニアリングの3社。価格は,LifeSise Roomが261万4500円,LifeSize Networkerが43万4700円から,LifeSize Controlが10万8150円から。