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フュージョン・コミュニケーションズの「Multi Gateway for Skype」とスカイプの「SkypeIn」の違い
フュージョン・コミュニケーションズの「Multi Gateway for Skype」とスカイプの「SkypeIn」の違い
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 スカイプ・テクノロジーズは,米国や香港など12カ国・地域で提供しているSkypeへの電話番号割り当てサービス「SkypeIn」(現在ベータ版)を日本でも提供する。Skypeをインストールした端末がインターネットに接続していれば,ユーザーは日本だけではなく,世界のどこにいても特定の電話番号でSkypeに着信させることができる。

 開始時期は「まもなく」(スカイプ・テクノロジーズのビンセント・ショーティノ日本ビジネス開発部長)と明言は避けたものの,サービス概要が明らかになった。(1)電話番号は050番号を使う,(2)050番号はフュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)からのホールセール,(3)着信の仕組みはフュージョンの「Multi Gateway for Skype」を採用する,など。以上は,2月7日にフュージョンが開催した同サービスのビジネスパートナー向け説明会で判明した。料金などは未定である。

 フュージョンのMulti Gateway for Skypeは,同社が2月からトライアルを開始したSkypeへの050番号着信サービス。スカイプが提供するSkypeInとの違いは,同サービスはフュージョンのIP電話サービスの契約者が対象となる点(写真)。また,Skypeのプレゼンス(在席状況)によって着信先を振り分けるサービスなども提供する。ただし,このプレゼンスを把握するために,フュージョンのMulti Gateway for Skypeは,クライアント側にSkypeとは別の常駐ソフトが必要となる。

 一方,日本で提供されるSkypeInは,着信の仕組みにMulti Gateway for Skypeを使うものの,フュージョンのIP電話サービスとは別のサービス。対象はSkypeの全ユーザーとなる。ユーザーは,スカイプもしくは同社のパートナーのWebサイトなどから番号を購入する形式となる。ユーザー側からは,Skypeに050番号が割り当てられているように見えるが,実際はゲートウエイ側に割り当てられている。この点は,フュージョンのサービスと同じ。スカイプのショーティノ氏によると,ユーザー側の契約形態などは,現在SkypeInを提供している香港のケースに近いという。ちなみに香港の電話番号を使ったSkypeInのサービスは3カ月契約で1500円である。

(大谷 晃司=日経コミュニケーション