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 ベルシステム24(東京都豊島区、園山征夫社長)と日本オラクルは2月8日、マーケティング支援システム「PROGRES(プログレス)システム」を共同開発したと発表した。ベルシステムは同日、このシステムを使ってイベント集客・効果測定サービス「PROGRESイベント支援ASP」を開始した。

 PROGRESシステムは、オラクルのWebマーケティングシステム「OCD(Oracle Contact Database)」と、ベルシステムのCTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)システム「CMS(Call Management System)」を組み合わせたもの。イベントへの来場者などの潜在顧客や顧客のデータを一元管理し、購入可能性が高い潜在顧客を選出したり、マーケティング施策の効果を測定したりするといった機能を持つ。

 オラクルの新宅正明社長は、「当社自身もマーケティングの効果を定量的に図ることに頭を悩ませてきた。5年間OCDのユーザーとしてためた定量化のノウハウまでをベルシステムに提供した」と語る。今後は、PROGRESとERP(統合基幹業務システム)やCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)などと連携させていく意向だ。

 PROGRESイベント支援ASPはASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)方式で、ユーザー企業は特にシステムを構築する必要なく、顧客のデータやマーケティングの効果などを閲覧できるようにする。さらに、サービスにはイベント用のWebサイト作成、電子メールによる集客、イベントで獲得した見込み客への電話やメールによるフォローなども含まれる。料金は1000人規模のイベントの場合で約250万円だ。

 ベルシステムは、コンタクトセンターを使って既存顧客へのサポートサービスや営業支援サービス、見込み客向けのプロモーション事業などを提供してきた。園山社長は、「今後は、潜在顧客の発掘を支援する事業を強化していく」とする。同社はまずイベント支援サービスの提供を始めたが、ユーザー企業からの要望があれば、潜在顧客の発掘から、見込み客の特定、顧客化までをワンストップサービスで提供する「PROGRES P-P-Cサイクル版」を提供するという。

【写真】左がベルシステム24の園山征夫社長、右が日本オラクルの新宅正明社長