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写真●無錫市の貢培興人民政府常務副市長
写真●無錫市の貢培興人民政府常務副市長
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 「これから伸びるのは、アニメ動画などのコンテンツ制作やソフトウエア開発。それらを手掛ける日本の企業を、5年以内に100社誘致したい」。中国の長江下流のデルタ地域に位置する無錫(ムシャク)市の貢培興人民政府常務副市長(写真)は、こう語る。

 無錫市は90年代前半から、「公共料金や税金の一部免除、建物建設に当たっての補助金支給、申請手続きの簡略化などで、日本の製造業誘致に注力してきた」(貢副市長)。その結果、現在1000社を超える日本メーカーが無錫市に進出している。今後は、「製造業中心だった誘致政策をコンテンツ制作やソフト開発企業へシフトし、より多くの日本企業に進出してもらいたい」(同)という。

 IT関連企業の誘致では、製造業誘致で行ってきたことに加えて、「各企業まで光ファイバを引くなどインフラを整備し、従業員の居住場所も提供する」(同)。

 貢副市長は、「コンテンツ制作やソフト開発は、製造業に比べて工場の建設費用など初期投資が少ないために進出しやすい。中国の国内では大連がIT関連企業を積極的に誘致しているが、大連より南に位置する無錫市は冬も暖かく、過ごしやすい」と、無錫市の利点をアピールする。