PR
アッカ・ソリューションズ代表取締役社長に就任予定のアッカ・ネットワークス執行役員法人事業本部長の竹田邦雄氏
アッカ・ソリューションズ代表取締役社長に就任予定のアッカ・ネットワークス執行役員法人事業本部長の竹田邦雄氏
[画像のクリックで拡大表示]

 通信事業者のアッカ・ネットワークスは,中堅・中小企業向けに通信サービス商品を売るための戦略子会社「アッカ・ソリューションズ」を2006年2月20日に設立する。アッカ・ネットワークス同様にパートナ経由での販売が主体。従来は手薄だった中堅・中小企業分野の体制を強化する。売上目標は現時点では非公開だが,初年度数億円程度を見込む。パートナ企業が提供する商品の第1弾として,大塚商会が3月1日に,広域イーサネット・サービス「O-CNET イーサVPN」の提供を開始する。

 新会社アッカ・ソリューションズの実体は,アッカ・ネットワークスの法人向け部署の一部の事業を強化して子会社化するもの。中堅・中小企業が求めている分かりやすい商品メニューや,アプリケーションと組み合わせた購入しやすいパッケージ型商品を用意する。

 従来,アッカ・ネットワークスは大企業向けの通信サービス商品を提供してきた。コモディティ化による価格競争を防止するために,主として保守サービスや品質などで付加価値を出してきたが,こうした付加価値は主に大企業の需要に適合していた。今後は,アッカ・ソリューションズを筆頭に,用途に特化した通信サービスをパッケージ化して提供するビジネスの規模を広げていく。

 なお,2006年2月14日に発表したアッカ・ネットワークスの2005年度(2005年1~12月期)決算は以下の通り。売上高は405億8800万円(前年度比5.0%増),営業利益は27億3700万円(同4.66%減),経常利益は25億4200万円(同1.0%増),純利益は30億9200万円(同11.7%増)の黒字となった。

 セグメント別の売上高は,中核となるDSLサービスが380億3200万円(前年度比5.2%増)と,全体の98.3%(前年度は98.6%)を占める。DSLサービス内部のメニュー区分は,価格を抑えた基本サービスである「エコノミー」が333億7400万円(前年度比2.9%増),付加価値を高めた高額商品「プレミアム」が46億5800万円(同21.8%増)と,高付加価値サービス商品が伸びている。