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 日本テレコムは2006年2月15日,JR関連会社向けに提供している音声VPN「JR電話サービス」の付加メニューとして,内線番号のまま携帯電話に発着信できる「JR携帯電話サービス」を追加すると発表した。JR電話サービスの既存ユーザーは,手元の携帯電話機をそのまま内線電話の端末として利用できるようになる。サービス開始は3月1日。

 サービスを利用するには,あらかじめ課金分割サービス「0063携帯電話使い分けサービス」に加入しておく必要がある。利用開始を申し込むと,JR電話サービスの固定電話と同じ7けたの内線番号が割り当てられる。社内の固定電話機からかけるときは,割り当てられた7けたの内線番号をダイヤルすると携帯電話機に着信できる。逆に携帯電話機からかける場合は,「0063」,「010」とダイヤルしてから7けたの内線番号をダイヤルする。

 いずれの携帯電話事業者の端末も利用できる。月額基本料は300円。通話料は利用する時間帯や休日にかかわらず,JR携帯電話とJR固定電話間の通話で1分25円,JR携帯電話同士の通話で同45円かかる。月額基本料が0円のプランも選べる。その場合,通話料は1分10円割高となる。このほか,初期費用として1回線当たり1000円の登録料が必要。

 JR電話サービスは、旧国鉄時代に構築された独自の電話網を使って提供される音声VPNサービス。日本テレコムが一般企業向けに提供する「ボイスネット」とは異なる。回線品目はアナログ回線だけで,ISDN回線は提供していない。国鉄の分割・民営化以降は日本テレコムが提供事業者として引き継ぎ,JR関連会社向けに提供している。提供回線数は約3万回線,利用するJR関連企業数は約2000社。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション