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 米Microsoftは2月15日(米国時間),Microsoft Officeの次期バージョン「2007 Microsoft Office」(開発コード名「Office 12」,関連記事)の製品ラインアップと価格を公表した。ピア・ツー・ピア(P2P)型コラボレーション・ソフトである「Office Groove 2007」(2005年に買収した米Groove Networksの製品)や,複数のユーザーがWebブラウザを使ってデータを入力できる「フォーム」の管理サーバーである「Office Forms Server 2007」などを新たにラインアップに加えている。

 製品の総合名称は「2007 Microsoft Office」と「2007」が前に来るが,スイート製品の名称は「Microsoft Office Professional 2007」,単体製品の名称は「Microsoft Office Excel 2007」といった具合に「2007」が後に来る。

 クライアント製品の新製品は,「Office Groove 2007」と,企業Webポータル・サイトのデザインができる「Office SharePoint Designer 2007」の2つである。またスイート製品には「Office Enterprise 2007」と「Office Professional Plus 2007」(Office Professional Enterprise Editionを名称変更)という2つのラインアップが追加された。

 スイート製品の構成と価格は表1と表2の通りである。Office Enterprise 2007とOffice Professional Plus 2007はボリューム・ライセンス制度でのみ販売する製品で,価格はまだ公表していない。いずれも,「Office Communicator」や「Info Path」といった企業内で業務連携を図るための製品が含まれている。またOffice Enterprise 2007には,OneNoteとP2P型コラボレーション・ソフトのGrooveが含まれる。

 Professional以下のスイート製品に関しては大きな変更はない。なお米国発表のリリースでは「Office Small Business 2007」と「Office Home and Student 2007」が既存製品として紹介されているが,これらの現行バージョンは日本で販売されていない。日本で発売されるかどうかは,現時点で不明である。また単品の製品価格は表3の通りである。

 サーバー製品には,多数の新製品が追加されている(表4)。「Office Forms Server 2007」は,Excelのような表やフォームをグループで編集可能であり,セキュリティなども保てるとしている。「Office Groove Server 2007」は,P2P型コラボレーション・ソフトであるGrooveの管理サーバーだ。「Office Project Portfolio Server 2007」は,プロジェクト管理ソフト「Project」の追加製品という位置付けで,プロジェクトの数が多い企業で,プロジェクトに割り当てる人的リソースなどを管理するのに使用する。

 またクライアント・アクセス・ライセンス(CAL)の種類も増える。現在は各サーバー製品個別のサーバーCALの他に,「Core CAL」という様々なサーバーのCALをまとめたスイート製品が存在する。2007 Microsoft Officeでは「Enterprise CAL」というCALのスイート製品がもう1つ増える。Enterprise CALには,Core CALに含まれる「Server CAL」「Exchange CAL」「Office SharePoint Portal Server CAL」「Systems Management Server(SMS) CAL」に加えて,「Microsoft Operations Manager(MOM) CAL」「Office Live Communications Server CAL」「Windows Rights Management Services(RMS) CAL」「新規のセキュリティ製品のCAL」が追加される。