テクマトリックスは2月20日,Java単体テスト・ツールの新版「Parasoft Jtest 7.0」を出荷開始した。開発元は米ParaSoft。Javaフレームワーク「Struts」用の静的解析ルールなどを追加した。
 
 Jtestは,Javaアプリケーションのテスト・ケースを自動生成し,問題点を指摘する。テストの種類は,プログラムのコードを静的解析する「ホワイトボックス・テスト」,仕様通りに実装されていることを確認する「ブラックボックス・テスト」,回帰テストなどを用意する。

 Jtest 7.0で追加した機能は大きく三つ。まず,Strutsフレームワークやセキュリティに関する13個の
静的解析ルールを加えた。一例として,Strutsフレームワークを使用するBeanやクラスの使用,書式などに関するコーディング・ルールなどがある。

 次に,スタブ・クラス生成の適用範囲を拡張した。これまでスタブ生成は,Jtestによる自動制御のみで行っていた。今回,一部のスタブをユーザーが設定できるようになった。対象となるのは,外部リソースが未実装のインタフェース,標準入出力,データベースなど,を除くスタブの生成である。

 最後に,オプション提供するパラメータ化テスト機能を強化した。Jtest 7.0では,パラメータ化されたテスト・ケースを自動生成するだけでなく,そのテスト・ケースを呼び出す専用メソッド(suiteメソッド)も自動生成するようになった。この専用メソッドの自動生成により,異なる入力値でテスト・メソッドを再利用しやすくなった。

 製品には三つのエディションがある。「Jtest Professional Edition」(44万8000円)は,開発者が使用するために必要な,静的解析,単体テスト,テスト・カバレッジ収集といった基本機能を備える。「同 Architect Edition」(59万8000円)は,Professional Edition にコーディング・ルール作成ツール「RuleWizard」を加えたもの。「同 Server Edition」(150万円)は,Architect Editionにバッチでテストを実行するためコマンドライン・モードを加えたものである。製品価格はいずれも税抜き,1年間の保守サービス料を含んでいる。