【大手電機メーカー各社の2005年10~12月連結決算】*売上高、営業利益のカッコ内は対前年同期比
【大手電機メーカー各社の2005年10~12月連結決算】*売上高、営業利益のカッコ内は対前年同期比
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 大手電機メーカー各社が2005年10月~12月決算を発表した。米国や中国の景気拡大を背景に輸出が伸び、国内でも景気回復で売り上げが伸びた。

 中でも好調なのがソニーと東芝だ。ソニーは対前年同期比で10%の増収。2005年秋に全世界で投入した薄型テレビの「ブラビア」が好調だった。パソコンバイオ」やビデオカメラの採算性が向上し、営業利益も2000億円を超えた。

 東芝も16%増収を記録。デジタル家電、電子部品、公共設備の各事業分野で堅調に売り上げを伸ばした。営業利益は前年同期の9億円から637億円へ引き上げた。以前からの強みであった電子部品に加え、HDD、携帯電話機などが増益となった。

 富士通は7%の増収。海外事業においてUNIXサーバー、アウトソーシング事業、パソコン、HDDなどが好調だった。営業利益は125億円。PDP製造子会社の売却や会計制度の変更といった特殊要因を除くと、前年同期とほぼ横ばいである。

 NECは3%増収だが、営業利益は前年同期より16億円減少。携帯電話機の販売が国内外で不振だったほか、システムLSIやメモリーなど半導体事業が赤字だった。