警視庁は1月16日、スパイウエアを作成し不正アクセス禁止法と電子計算機使用詐欺の疑いで、住所不定無職の男性を逮捕した。同容疑者は、千葉銀行や北陸銀行の顧客にCD-ROMを送りつけ、IDとパスワードを不正に盗みとり、不正に送金した疑い。スパイウエアの作者が逮捕されたのは国内では初めて。

 CD-ROMには「インターネットバンキングセキュリティーソフト」などと印刷されており、インストールすると、スパイウエアがユーザーのキー入力などを監視、入力されたIDやパスワードを犯人のメールアドレスに送信していた。警視庁は昨年11月10日、千葉県に住む無職の男性を不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反などで逮捕しており、今回逮捕された男性と共謀していたと見られる。