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松下電器産業の中村社長(左)と次期社長に就任予定の大坪専務
松下電器産業の中村社長(左)と次期社長に就任予定の大坪専務
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 松下電器産業は2月23日、中村邦夫社長が代表権のある会長に就き、大坪文雄専務が社長に昇格する人事を発表した。中村社長はこれまで、経営改革を進める重要施策の一つとして全社システムを見直す「IT革新プロジェクト」を掲げ、自ら指揮してきた。社長交代に伴い、同プロジェクトは大坪氏が引き継ぐことになる模様だ。一連の人事は、6月28日の取締役会で決定する予定である。

 中村社長は2000年7月に全社システムを見直すための組織「IT革新本部」を設立。自ら本部長を務めてきた。このIT革新本部が、IT革新プロジェクトを推進している。同プロジェクトは、2001年4月からの最初の3カ年間計画で、サプライチェーン・マネジメントの新システム導入などを実現。現在は、2004年4月からの3カ年計画で立てた、「エンタープライズ・アーキテクチャのコンセプトに基き、システム基盤を整備する」ことを推進中である。

 今回の社長交代でプロジェクトの活動に変更が生じるかについては発表していないが、「社長交代があった時には、社業はすべて新社長に移管するという従来の方針からすると、大坪新社長が引き継ぐ見込み」(同社広報部)だ。