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 大阪証券取引所(大証)は2月27日、新売買システムを稼働させた。大証は1月末に、ベンチャー企業などを対象にするヘラクレス市場の売買システムを刷新済み。今回の稼働で、大証1部・2部、先物、オプションの全取引が新システムに移行したことになる。

 新売買システムは、日立製作所製UNIXサーバー上で稼働する。これまでは富士通製メインフレームを使っていた。ヘラクレス市場を含めた1日当たり処理性能は、従来の170万件から400万件に、約定件数は120万件から250万件に増やした。1秒当たりの注文受付速度も、これまでの7倍以上に相当する450件/秒にした。

 今回、大証は新相場システムも稼働させた。旧システムは、最近の注文増にシステム性能が追いつかず情報配信の遅延を頻繁に起こしていた。今回、遅延を解消するとともに、配信できる気配情報数も増やした。これまでは1部・2部では上下各5本、ヘラクレスでは上下1本だった。これを新システムでは、全商品について上下各8本の気配情報を配信する。相場情報システムのプラットフォームは、富士通製UNIXサーバーから日立製UNIXサーバーに切り替えた。

 大証は今後、2006年6月までをメドに処理速度を倍増させる計画である。