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 トレンドマイクロは4月5日から、企業向けウイルス対策ソフトの新版「ウイルスバスター コーポレートエディション7.3」を出荷する。特徴は、ファイアウォール機能も備える高機能版に、クライアント・パソコンやサーバー内のWinnyを検出するソフト「アドバンス検索ツール」を同梱している点。情報漏洩のリスクを懸念し社内におけるWinnyの利用を禁止する企業向けである。

 アドバンス検索ツールは、単にファイル名でWinnyを探すのではない。ウイルス同様、パターン・ファイルを使って検索する。パターン・ファイルには、これまでリリースされているWinnyのファイルの内容やサイズなどの情報を格納しており、それを使ってWinnyかどうかをチェックする。Winnyを使っていることがわからないようファイル名を擬装していても、見つけることができる。既存のセキュリティ製品のほとんどは、ファイル名でWinnyを検索していた。

 そのほかに、64ビット環境対応に対応。インストール時にOSを判別し、導入するウイルスバスターのインストール・プログラムを自動的に切り替える。また、シスコシステムズのセキュリティ技術「NAC(ネットワーク・アドミッション・コントロール)」のバージョン2にも対応。バージョン1ではシスコのルーターだけだったが、新たにスイッチ、無線LANアクセスポイントとも連携し、セキュリティ対策が甘いクライアント・パソコンを検疫できるようになった。

 ウイルスバスター コーポレートエディション7.3の価格は、5ライセンスが3万6000円。高機能版のアドバンスは5ライセンス4万9000円。Winnyを見つけ出すアドバンス検索ツールは、アドバンスのみに同梱されている。旧バージョンのアドバンスを利用しているユーザーは、トレンドマイクロのWebサイトから、アドバンス検索ツールを無償でダウンロードできる。