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ハイビジョンの視聴にはH.264対応の専用STBを使う
ハイビジョンの視聴にはH.264対応の専用STBを使う
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 オン・デマンド・ティービー(オンデマンドTV)は3月2日,ハイビジョン(HD)対応のVOD(ビデオ・オンデマンド)サービスを6月下旬から開始すると発表した。HDに対応したVODサービスは国内では初。オンデマンドTVの梶原浩社長は「家庭のテレビが大型化し標準画質のコンテンツはあらが目立つようになってきた。ユーザーの高画質なニーズに応えるためにHD対応コンテンツを用意する」とサービスの目的について語った。

 オンデマンドTVのVODサービスは,東西NTTのBフレッツ・ユーザーを対象としている。料金はこれまでの同社のサービスと共通で,VODコンテンツが見放題となるプランが月額2100円などだ。サービスを利用するには,新たに販売するHD対応の専用セットトップ・ボックス(STB)が必要。STBの価格は3万1500円。HDコンテンツは国内外の映画を中心に,当初約200本用意する。

 安定した受信を可能にするため,動画のコーデックはMPEG2よりも圧縮効率の良いH.264を採用した。ビットレートは7Mビット/秒から10Mビット/秒で配信する。実際会場ではデモ環境を用意したが,画面が乱れることはなかった(写真)。音声圧縮にはAACコーデックを採用。対応機器を接続すれば,5.1チャンネルのサラウンド再生にも対応する。

 オンデマンドTVの加入者数は,昨年まで1万人以下と低迷してた。しかし現在は,申し込みを含めると約4万人に急増しているという。同社では2006年度中に10万人まで加入者数を上乗せしたい考え。そのうち約1万人をHD対応のユーザーとして見込んでいる。