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 ネットエージェントは3月3日,ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」で流出した海上自衛隊の情報を,3月2日までに3433名がWinnyを使ってダウンロードしたことを確認したと発表した。この情報流出は,2月22日にメディアで報道されたもの。

 ネットエージェントは,Winnyのトラフィックを検知および遮断するシステムや,Winnyが構築するネットワークの状態を解析する「Winny検知システム」などを開発したベンダー。Winny検知システムを使った調査サービスを,2005年末から提供している(関連記事)。

 このWinny検知システムを使って,前述の情報流出を調査した結果を今回発表した。「Winny経由の情報流出についての危険性を具体的に訴える」(同社の発表資料より)ことが目的。同社では,流出した情報の“発見所有者数*”の推移をグラフにして公開している。グラフを見ると,2月22日の報道を契機に発見所有者数が急増していることが分かる。

 同社の発表資料によれば,2月22日におよそ600名に,23日には1200名に増えているという。そして,3月2日までのユニーク・ダウンロード者数は3433名であるとしている。

*同社の発表資料によれば,「発見所有者数」とは,「Winnyを使用してダウンロードし,その時点で(該当ファイルを)所有している(ユーザー)数のこと」。「Winnyの用語でいうところのノード数。所有者数の減少は,ダウンロード後にファイルを削除したか,所有しながらもオフラインになったことを示します。ただしこの『所有』は,あくまでWinnyネットワーク上で共有している状態になっている数を指し,Winnyから削除した数は含まれないため,実所有者数はこれを上回ることが予想されます」としている。

◎参考資料
「Winnyで流出した海上自衛隊の情報、3月2日までに3433人がダウンロード」---Winnyネットワークを調査,警鐘として発表---(プレスリリース)
発見所有者数(PNG画像)