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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は3月7日、LANスイッチ「ProCurve Switch」の新製品を、4月1日から出荷すると発表した。ユーザーごとに八つのポリシーを適用したりDoS攻撃のパケットの優先順位を低くしたりできる機能を備えたASIC(特定用途向けIC)の「ProVision ASIC」や、ケーブルにより電源供給するPoE(Power over Ethernet)を、新たに搭載した。

 レイヤ3および4スイッチである新製品は、シャーシ型の「ProCurve Switch 5400zlシリーズ」(税抜き37万円~)とスタッカブル型の「同3500ylシリーズ」(税抜き64万円~)をラインナップ。両製品ともエッジ・スイッチとしてはハイエンドの位置づけ。

 新製品の発表にあわせて来日した、米HPのマーク・ヒルトンProCurve Networking by HP プロダクト・ライン・マネージャによれば、「HPのワールド・ワイドのLANスイッチ製品の売上高と顧客満足度は、Ciscoに次いで第2位だ」という。

 だが日本市場での販売は伸び悩んでいる。日本HPのの中島将博プロカーブ ネットワーキング ビジネス部 マーケティング・マネージャは、「新製品は、競合他社と比べても低価格なだけでなく、ProVision ASICの搭載でメンテナンス・コストも下げられる。これらのメリットを前面に出して、約1500億円規模といわれる日本のLANスイッチ市場で躍進したい」と意気込みを語る。

 日本HPはそのほか2つの新製品も出荷する。シャーシ型でありながら価格を抑えて他社のスタッカブル型の置き換えを狙う「ProCurve Switch 4200vlシリーズ」(価格は税抜きで60万円から、3月出荷開始)と、スタッカブル型スイッチを集約するアグリゲータ「同6200yl」(価格は税抜きで120万円、今夏出荷開始)だ。