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写真1 J:COMの森泉知行代表取締役社長兼CEO
写真1 J:COMの森泉知行代表取締役社長兼CEO
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写真2 J:COMが提供するHDD内蔵STB
写真2 J:COMが提供するHDD内蔵STB
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 大手CATV事業者のジュピターテレコム(J:COM)は3月8日,ハードディスク駆動装置(HDD)内蔵型のセットトップ・ボックス(STB)を,契約者にレンタル提供するサービス「HDR」を開始すると発表した。HDD内蔵STBの提供は,日本のCATV事業者としては始めて。同社の森泉知行代表取締役社長兼CEOは,「ARPU(1契約者当たりの平均月間収入)を持続的に引き上げる効果につながる」と期待する(写真1)。

 HDRサービスの対象者は,デジタル放送が受信できる「J:COM TVデジタル」の契約者。提供開始は関東地区が4月15日,関西,九州,札幌地区は5月15日から。J:COM TVデジタルの契約者は「2005年末時点で65万世帯と加入世帯数の35%を突破した。3月初旬では70万世帯になっている」(加藤徹・取締役商品戦略本部長)という。同社は2008年末までに,全加入世帯をデジタル化する目標を掲げており,HDRの投入でデジタル化率の一層の向上を狙う。

 HDD内蔵STBは韓国のHUMAX製(写真2)。地上デジタル,BSデジタル,CATV向けデジタル放送に対応するデジタル・チューナーを2基搭載する。ハイビジョン放送の2番組同時録画なども可能だ。また「シームレスEPG」と呼ぶ番組表により,地上デジタルやBSデジタルなどを,新聞のラジオ・テレビ欄のようなインタフェースで区別なく選択できる。

 HDDのフォーマット容量は250GB。ハイビジョン放送で約20時間,通常放送で約60時間の録画が可能。なお,録画したデジタル放送のダビングについては,「外部のD-VHSへの移動(HDD内の映像は消去)のみ可能となっている」(加藤取締役)。STBの貸し出し料金は月額840円。