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写真 エリクソンとの提携発表で質疑に答える千本倖生代表取締役会長兼CEO
写真 エリクソンとの提携発表で質疑に答える千本倖生代表取締役会長兼CEO
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 イー・アクセスの子会社で携帯電話事業に新規参入するイー・モバイルの千本倖生代表取締役会長兼CEOは,2006年3月13日,スウェーデン エリクソンとの提携発表の席上,「NTTドコモは分割すべき」という持論を展開した(写真)。

 同氏によれば,英国やシンガポールなどでは,4社程度の携帯電話事業者が20~40%のシェアを争う健全な競争状態にあるという。ところが日本ではNTTドコモが50%以上を超えるシェアを獲得している。「こんな状態は異常。普通なら独占禁止法の対象になるはず」(千本会長兼CEO)と言う。
 
 また,ソフトバンクのボーダフォン買収交渉については「数兆円にも上る買収を実行しようとする孫社長のアグレッシブな態度は経営者として尊敬する」として持ち上げた後,「ボーダフォンを買収するのであれば,新規参入向けに割り当てられた1.7GHz帯を返上すべき」(千本会長兼CEO)と主張した。
 
 今回の提携発表は,2007年3月から開始する携帯電話事業のコア・ネットワークと無線ネットワークの主要提供者にエリクソンを選出したというもの。「コア・ネットワークに関しては全国網,無線ネットワークに関してはとりあえず東名阪でエリクソンを利用する」(イー・モバイル種野晴夫代表取締役社長兼COO)としている。