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 エッチ・アイ・ティーは3月13日,インテル,マイクロソフトと協力して「HIT Windows CCS Partner Tech Center」を開設したと発表した。同社の顧客やパートナが,Windows Compute Cluster Server(CCS) 2003で科学技術計算用アプリケーションなどの動作検証を無償で行える環境を提供するもの。Windows CCS 2003はHPC(High Performance Computing)用途のWindowsで,現在ベータ2がリリースされている。

 同センターが提供するシステムは,2.8GHz動作のデュアルコアXeonプロセッサ(Paxville DP)搭載マシン4台(8CPU,16コア),Pentiumプロセッサエクストリーム・エディション955搭載マシン4台(4CPU,8コア)で構成する。利用者は,自分で開発したプログラム,もしくは市販の数値計算アプリケーションが正常に動作するかどうか,期待したパフォーマンスを得られるかどうかをベータの段階で確認できる。市販アプリケーションについては,必要に応じて同社のパートナであるソフト・ベンダーがデモ用のライセンスを用意する。システム購入前に,どのようなシステム構成にすれば予算内で計算時間を最小にできるかを調べるといった目的にも利用できる。

 同センターの開設に当たってプロセッサとコンパイラなどのツールを提供したインテルは,「今後Dempsey(2006年第2四半期に出荷予定),Woodcrest(2006年第3四半期),Clovertown(2007年第1四半期)といったBensleyプラットフォームのプロセッサも提供していく予定」(マーケティング本部HPCプログラム推進部の岡崎 覚 部長)とする。またWindows CCS 2003を提供したマイクロソフトは,Windows CCS 2003が本来,環境の“間貸し”を許可しないライセンスであるため,「米国本社と交渉して特別なライセンスを用意した」(サーバー プラットフォーム ビジネス本部の中村 哲マネージャ)という。Windows CCS 2003は,5月に製品候補版をリリースし,8月に製造段階に入る予定。