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 ビックカメラは3月15日、同社が買い物客に付与している「ビックポイント」を東日本旅客鉄道(JR東日本)の電子マネー「Suica」に移行できるカードの募集を開始した。JR東日本自身を除く流通系で同種のカードを移行するのはこれが初めて。これまでに、日本航空(JAL)が、飛行機の搭乗マイルをSuicaに移行可能なカードを発行している。大手小売業のビックカメラの参入により、電子マネーの流動性が高まることになる。

 募集を始めたのは、「ビックカメラSuicaカード」。全国22店舗のうち首都圏の17店舗で募集する。17店舗にはJR東日本が同カード対応のATM(現金自動預け払い機)「VIEW ALTTE」を設置する。同カードの保有者は、ビックカメラで商品を購入した際のポイントで電車に乗ったり、Suicaに対応する駅構内などの店舗で買い物したりできる。

 顧客はVIEW ALTTEを使って、任意のビックポイント数を1000円単位でSuicaに振り替える。逆にSuicaからビックポイントへの移行はできない。ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラ店頭のほか、同社とJR東日本の両ホームページでも申し込みが可能。店頭で受け付けた当日は仮カードを発行し、後日、本カードを郵送する。

 ビックカメラの年間売上高は4331億円。これまでに約1700万枚のポイント・カードを発行している。