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 デルは3月16日、テープ・ドライブ装置「PowerVault」の2機種8モデルの価格を最大約53%引き下げると発表した。狙いについて、同社は「年度末の予算消化と来年度の予算編成のこの時期に、製品を購入しやすくするため」と説明する。

 今回値下げした2機種は、外付け型の「PowerVault 110T」と2Uラックマウント型の「PowerVault 114T」。8モデルの値下げ幅は、最大52.9%(PowerVault 114TのLTO2-Lシングルドライブ)、最小で18.4%(同 DAT72シングルドライブ)。最も値下げ金額が大きいのは同 LTO3シングルドライブ(33万5265円)で、価格は従来より約47%安い37万8000円となった。

 デルは競合他社と同様、Disc to Discというバックアップの流れに乗って製品を展開している。だが、デスクトップやサーバーに比べ、「テープ分野のシェアはあまり高くない」(デル)。売り上げ比率をみても、テープ装置を含むストレージ製品はワールドワイドで製品/サービスを含む総売上の3%にとどまっている。

 それでも、「バックアップ・データの行き着くところは結局テープ装置。息の長いテープ製品でもシェアを上げていきたい」(デル)と話す。次期モデル出荷の予定はまだないという。