デジタルカメラの春商戦が、3月から本格的に始まった。大本命は4月中旬に登場するキヤノンの「IXY DIGITAL 800 IS」。ユーザーが待ち望んだ光学式手ブレ補正機能をついに搭載。ズーム倍率もIXYシリーズでは最も高い4倍に引き上げた。進化した機能に加えて、根強いブランド力もある。シェアトップを争うのは間違いない。

 迎え撃つライバル機種の筆頭は、松下電器産業の「LUMIX DMC-FX01」だ。すでに全機種に光学式手ブレ補正機能を搭載している松下は、次の一手として28mmの広角撮影機能を加えてきた。「より広い範囲が写る」「遠近感を強調した写真が撮れる」といった広角撮影ならではの魅力に注目だ。

 発売済み製品では、カシオ計算機の「EXILIM EX-Z600」とソニーの「Cyber-shot DSC-T9」が上位争いをするだろう。カシオの「EX-Z600」は、光学式手ブレ補正機能こそないが、ライバル機種よりやや安く、安定した人気を得ている。ソニーの「DSC-T9」は、薄型のスマートなデザインに魅力を感じるユーザーが多い。光学式手ブレ補正機能も搭載している。

 昨日、3月16日に発表になった富士写真フイルムの「FinePix F30」も見逃せない。「FinePix F11」の後継機で、ISO3200の高感度撮影機能ができる。

●2006年デジカメ春商戦の注目製品
メーカー名 製品名 特徴 発売日 実勢価格
富士写真フイルム FinePix F30 ISO3200の高感度撮影 5月下旬 5万円
キヤノン IXY DIGITAL 800 IS 手ブレ補正、4倍ズーム 4月中旬 5万円
松下電器産業 LUMIX DMC-FX01 手ブレ補正、28mm広角 3月10日 4万7000円
カシオ計算機 EXILIM EX-Z600 明るい2.7インチ液晶 1月中旬 4万円
ソニー Cyber-shot DSC-T9 手ブレ補正、薄型デザイン 昨年11月 4万5000円