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ボーダフォンの買収について説明するソフトバンクの孫正義社長
ボーダフォンの買収について説明するソフトバンクの孫正義社長
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 ソフトバンクは3月17日、東京都内で会見を開き、ボーダフォンの日本法人を買収したことを明らかにした。これに合わせて、ヤフーもボーダフォンと携帯事業に関する業務提携を結んだ。

 ソフトバンクはボーダフォン日本法人の普通株式を97.7%取得。株式価値は1.75兆円に上る。

 ソフトバンクは、買収のメリットとして(1)ボーダフォンが持つ顧客基盤、(2)人口カバー率99%の携帯ネットワーク、(3)ボーダフォンの端末の調達能力、(4)人材・ノウハウなどを挙げた。

 今後は、さまざまなネットワークインフラを融合することで、コスト削減やユーザーの利便性向上を図りたいという。ソフトバンクの孫正義社長は「NTTドコモやKDDIなどは音声のネットワークでは優れているが、データ通信ということになるとまだまだ。今回のボーダフォン買収で、この点で他のグループよりも優位に立てる」と述べた。

 携帯電話のブランド名は「新しいブランドにする予定」(孫社長)だという。

 ヤフーの井上雅博社長は「これまで携帯電話向けのサービスを提供しようとしても、キャリアに頼らざるを得なかった。今回の提携により、キャリアに近い立場でサービスを展開でき、より利便性の高いサービスを提供できるようになる」という。井上社長は、携帯電話のポータルサービスをボーダフォンと共同で作っていくことも明らかにした。