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 大阪証券取引所(大証)は3月22日,2006年4月から3年をかけて,約130億円のシステム投資を実施すると発表した。2006~2008年の中期経営計画として明らかにしたもので,今後の注文件数や約定件数の増加をにらみ,売買システムの処理能力向上を図る。

 新システムでは,1日当たりの注文件数を現在の400万件から800万件以上に引き上げる方針。また,ディザスタリカバリ(DR)・サイトの構築や電算センターの機能強化,海外取引所などとのシステム連携などを実施するとしている。

 大証は今年に入り,1月30日に新興企業向け市場ヘラクレス,2月27日に1部・2部市場および日経平均先物などデリバティブ(金融派生商品)市場の新売買システムを稼働させている。これにより,旧システムに比べて7倍の処理能力となったほか,約定や株価情報配信の遅れなども発生しにくくなった。今回明らかにした投資計画は,これら新売買システムをさらに増強するもの。