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 米ルーセント・テクノロジーズは4月3日,仏アルカテルとの統合新会社におけるベル研究所の扱いについて方針を発表した。

 ルーセント傘下のベル研究所では,国防総省など米国政府からの研究開発も受託している。アルカテルと合併することで,政府の研究開発に関する機密情報がフランス企業の知るところになる事態に,国家セキュリティ問題の懸念が浮上している。

 そこでルーセントは,ベル研究所の配下に米国子会社を新たに設立し,米国政府からの受託研究などは子会社に移管することとした。この子会社には,国防総省のOBら米国政府が承認した3人の取締役を置く。また,研究設備は現行のまま,ニュージャージーから動かさない方針だ。