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 住商情報システム(SCS)は4月11日,ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」が動作するパソコンを検出したり,Winnyの通信を遮断したりする無償ツールの公開を開始した。同ツールを開発したのは,セキュリティ・ベンダーの米eEye Digital Security。SCSのサイトからダウンロードできる。

 今回公開されたツールは2種類。(1)「eEye Winny Scanner日本語版」と(2)「eEye Winny Monitor日本語版」。

 (1)のWinny Scannerは,Winnyが稼働しているパソコンをリモートから検出するためのネットワーク・スキャナ。企業/組織内で使用しているIPアドレスの範囲を指定してスキャンを実行すれば,Winnyを実行しているパソコンのIPアドレスが列挙される。

 無償で公開しているWinny Scannerでは,一度にチェックできるIPアドレスの数は16個まで。一度にクラスAやクラスB,クラスCのIPアドレスをチェックできるツールはそれぞれ有償で提供する。現時点(4月11日)では有償ツールの価格は未公開。SCSのダウンロード・サイトで「eEye Winny Scanner製品版 見積希望」をチェックすれば,同社から価格を含めた詳細情報が提供される。

 (2)のWinny Monitorは,ネットワークを流れるWinnyのパケットをリアルタイムに解読し,Winny通信の接続元/接続先のIPアドレスを表示するツール。Winnyを利用しているパソコン(Winnyノード)にTCPのRESETパケットを送信して,Winny通信を強制的に遮断することもできる。

◎参考資料
プレスリリース(PDFファイル)
eEyeソフトウェアダウンロード