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 エリアビイジャパンとデジタルデザインは,両社が共同開発したVPNソフトウエア「サイバーニック(CyberNIC)」を6月初旬に出荷する。SoftEtherなどと同様に,ネットワーク・デバイスをエミュレートするイーサネット over TCP/IP型のVPNを構築する。また,データの圧縮機能も備える。

 エリアビイジャパンはSSL-VPN「SWANstor」シリーズを開発,販売している。SSL-VPNはクライアント側にWebブラウザだけあれば使用できるため手軽だが,TCP/IP以外のプロトコル利用に制限がある。サイバーニックはクライアント側にソフトウエアの導入が必要だが,原理的にはプロトコルの制限がない。そのため「ファイル共有やプリンタ出力,Domino Serverをクラスタリングした環境のリモート・アクセスなどに適している」(エリアビイジャパン 代表取締役 鈴木一成氏)という。

 また,データの圧縮や通信手順の効率化により,モバイル環境でのメール・サーバーへのアクセスの際の通信時間は平均20%程度削減できるとしている。

 エリアビイジャパンとデジタルデザインの両社は2006年1月に両社の製品を統合した製品を開発すると発表している(関連記事)。統合製品の開発もサイバーニックと平行して進めており「方針通り2006年中に出荷する予定」(鈴木氏)という。