エス・エス・ジェイ(東京都品川区、佐藤祐次社長、SSJ)は4月18日、中堅企業向けERP(統合基幹業務システム)ソフト「SuperStream」の製品計画を発表した。同時に、新たなパートナー戦略を展開することも明らかにした。
製品計画では、5月20日から勤怠管理システム「SuperStream-field/TL」の販売を開始する。同システムは、従業員が日々の勤務データをWeb上で登録して承認者による承認後、勤務データが人事部に送られる仕組み。SuperStreamの会計、人事給与システムと連携させて使用することで、人件費や労働時間などの管理に活用することができる。価格は100ユーザーで300万円からで、SSJは初年度100社への導入を目標にしている。
また、5月10日には会社法対応のアップデートプログラムの無償提供を開始する。7月31日にはSuperStream 2006/07版を発売し、2006年秋には内部統制対応を支援するアップデートプログラムや専用ドキュメントの提供も予定している。
パートナープログラムは、これまではすべてのパートナーを一律的に支援していたが、今後はパートナーを販売対象の売り上げ規模、地域、業種などに応じて分類した上で個々の状況に応じた支援を手厚くする。例えば、流通業界を主なターゲットとするパートナーに対しては、流通業に特化したテンプレートの開発で協力する。
SSJは、2006年度にSuperStreamシリーズの新規ユーザー600社を獲得すること目標にしている。