ウイングアークテクノロジーズは4月19日、帳票ソフトの新版「Report Director Enterprise Ver3.1(RDE)」を発表した。価格は1サーバーあたり360万円(導入支援サービス込み)から。

 新版の特徴は大きく三つ。まず帳票データをXMLで表現することで、データの再利用性を高めている。従来は、帳票SVF(Super Visual Formade)と呼ぶ独自形式を用いて表現していた。XMLで出力できるようになったため、これまで印刷だけに用いていた帳票データを、他のシステムの入力データとして再利用できるようになる。

 次に帳票出力を一元管理する機能を備える。ユーザーはアプリケーションの設定を変えることなく、複数の拠点で出力していた帳票を、一カ所のセンターで出力できるようにできる。「印刷コストを下げるため、出力を1カ所のセンターに集中化する企業が増えている。保険業界や旅行業界からの引き合いが多い」(SVF事業部の森脇匡紀事業部長)。

 さらにシステム管理者の操作を操作ログとして収集・分析できるようにした。例えば帳票として出力できるファイルを設定したり、出力先のプリンタを制限するといった操作履歴を記録できる。これまでは「だれが、いつ、どのデータを印刷したか」といった利用者の操作ログしか収集できなかった。なお、システム管理者の操作ログ収集モジュールの提供は7月にずれ込む。