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 Linuxインテグレータの「クラスキャット」など5社は4月25日、日本IBMの中堅企業向けソリューション/サービス認定制度に対する業界団体を設立したと発表した。会員企業間での情報交換や協業を促進するのが狙い。

 具体的には、5社の社長などが発起人となって「Built on IBM Express ポートフォリオ コンソーシアム(BOEコンソーシアム)」を4月5日に立ち上げた。日本IBMの「Built on IBM Express ポートフォリオ」制度にかかわる企業を対象としている。同制度は、IBMの製品を利用したソリューションやサービス・ベンダーを認定している。従業員1000人以下の中堅企業への提供が条件となっている。

 4月25日に開催した設立総会では、新たに24社が入会。2006年中に100社規模を目指す。BOEコンソーシアムを立ち上げた5社では、クラスキャットの佐々木規行社長が会長を務め、データベース・セキュリティの「アイピーロックス ジャパン」と映像系インテグレータの「システム・ケイ」が副会長職、ソフトウエア開発の「クワンティ」とLinuxインテグレータの「ホライズン・デジタル・エンタープライズ」が理事職にそれぞれ就任する。