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 ソフトバンク・グループで携帯電話事業を手掛けるBBモバイルは4月28日,1.7GHz帯周波数を利用する携帯電話事業の認定書を,総務省に返納すると発表した。

 ソフトバンクは,「ボーダフォンの買収を完了したことで,新規事業者でなくなった」(広報)と返上の理由を説明する。また総務省からの指導は否定。「総務省と話し合ってきたのは事実だが,あくまでも自主的に返上した」としている。

 今回のソフトバンクの返上により浮いた周波数は,「(もう1社の1.7GHz帯を利用する新規事業者である)イー・モバイルのユーザー数が増えた場合に,追加で割り当てることになる」(総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課)。イー・モバイルの利用者数が増加するまでは,利用事業者のいない「リザーブ・バンド」の扱いとなる。

 総務省は,1.7GHz帯を利用する新規事業者を新たに募集する考えはないという。「昨年11月に出した指針でも『最大2社』としており,1社でも問題ない」(移動通信課)。指針に変更がない限り,新規事業者用に用意した1.7GHz帯の30MHzはイー・モバイルだけが利用できる格好になる。