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バッテリー駆動時間が15時間の松下電器産業の「Let's note CF-T5」
バッテリー駆動時間が15時間の松下電器産業の「Let's note CF-T5」
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 2006年4月上旬より、NEC、ソニー、富士通など各社から夏商戦向けパソコンの発表が相次いでいる。4月25日には、松下電器産業も「Let's note」(レッツノート)シリーズの新製品を4機種発表した。注目は4機種中3機種が、CPUに米インテルの「超低電圧版Core Solo」を採用した点だ。

 超低電圧版Core Soloは、Let's noteに先駆けて4月13日に富士通が企業向けノート「FMV-LIFEBOOK」で採用機種を発表済み。ただし、コンシューマー向けノートパソコンではLet's noteが初となる。

 超低電圧版Core Soloは、通常版のCore Soloよりも処理性能では劣るものの、動作周波数が高い状態での動作電圧が通常版のCore Soloは1.1625~1.3Vのところ、超低電圧版Core Soloは0.85~1.1Vと低いため、消費電力を抑えられる点が特徴だ。TDP(通常の消費電力)についても、通常のCore Soloが27Wなのに対して、超低電圧版Core Soloは5.5Wとより少ない。

 新しいLet's noteのうち、12.1型液晶を備え光学ドライブを搭載しない「CF-T5」は、バッテリー駆動時間が従来機種「CF-T4」の12時間から15時間に延びた。これは現行の携帯ノートでは最も長い。標準バッテリーの容量を増やしたことに加えて、超低電圧版Core Soloの採用がバッテリー駆動時間の延びに寄与したと考えられる。

 超低電圧版Core Soloは動作周波数が1.2GHzの「U1400」と、1.06GHzの「U1300」がある。Let's noteは3機種ともU1300、FMV-LIFEBOOKはU1400を採用している。

 NECやソニーはまだ超低電圧版Core Soloを採用したノートを投入していない。ただ、夏商戦向けパソコンの追加版や秋・冬商戦向けパソコンでは、持ち運びの機会が多い携帯ノートで超低電圧版Core Soloを採用する機種が増えそうだ。