関西電力の通信子会社であるケイ・オプティコムは5月7日、一時IP電話サービスが不通になるなどの障害が発生したと発表した。同日12時14分ごろに発生し、17時35分まで続いた。その間、同社のIP電話やインターネット接続、メールの各サービスがつながらなかったり、つながりにくい状態になった。被害は同社のサービスエリア全域(近畿2府4県全域と福井県の一部)におよんだ。

 ケイ・オプティコムのセンター局(大阪市内)に設置してあった「音声データの接続を制御するルーター機器」(同社)の故障が原因。この機器を代替機に切り替えることでシステムは復旧したが、故障の原因については「現在調査中」(同社)だ。

 障害の結果、IP電話サービス「eo光電話」「eo-netフォン」のユーザー22万6000人のうち、7万7000人のユーザーが発信も着信もできない状態に陥った。その他のユーザーの電話も、一部で断続的につながりにくい状態になった。また障害発生時にインターネット接続やメール・サービスを利用しようとした際に、つながりにくくなったユーザーが最大で約6割いた可能性があるという。

 同社は、調査の結果を踏まえて、早急に対策を講じていくとしている。